FX トルコリラ円スワップ複利運用でFIRE目指す!

トルコリラ円のスワップ複利運用でFIRE達成を目指します!

実際にスイスフラン/トルコリラの売りポジション(ショート)を保有しよう

基礎編は↓からお読みください。

turkish-lira.hatenablog.com

 

口座開設

スイスフラン/トルコリラ(フランリラ)や、ユーロ/リラの通貨ペアを保有するには、当然ながらそれらの通貨ペアの扱いがあるFX会社の口座開設が必要である。

サクソバンクトルコリラ絡みの通貨ペアはレバレッジが4倍しかないため、証拠金を多く用意できる方には勧められるが、そうでない方にはIG証券を勧める。

 

IG証券の証拠金率

トルコリラ:278万通貨(以下「ロット」)まで13.3倍、279-836ロット部分は8倍、837 - 1674ロット部分は5.7倍(それ以上もあるが省略)

フランリラ:49ロットまで13.3倍、50-149ロット部分は8倍(それ以上もあるが省略)

ユーロリラ:44ロットまで13.3倍、45-135ロット部分は8倍(それ以上もあるが省略)

上記の通り保有数量によりレバレッジが変わる。通貨ペアによって異なる。

リラ円の場合、550ロット保有するとレバレッジ13.3倍と8倍の中間のレバレッジ10.6倍となる。

フランリラの場合、100ロット保有すると同様にレバレッジ10.6倍となる。

 

リラ円、フランリラを1ロット保有するにはいくら証拠金が必要?

 

リラ円が4.75円、フランリラが35.6リラの場合、

リラ円を1万通貨(ロット)保有するには4.75円×1万=47,500円。

証拠金を50万円用意できる場合、10ロットまでレバレッジをかけず(レバレッジ1倍以内で)保有できる。

20ロット95万円分保有すると証拠金の2倍分、すなわちレバレッジ2倍で保有したことになる。

 

フランリラを1ロット保有するには35.6リラ×1万=35.6万リラ。35.6万リラ×4.75円=1,691,000円。

証拠金を169.1万円用意できる場合、レバレッジをかけず(レバレッジ1倍以内で)1ロット保有できる。

証拠金を50万円用意できる場合、169.1万円÷50万円=レバレッジ3.38倍で取引したことになる。ギリギリ安全ラインといえるかと思う。

 

3ロット保有したい場合でレバレッジ3倍までに抑えるには、1,691,000円×3=507.3万円。507.3万円÷3=169.1万円用意することになる。

この場合、直近高値36.8リラまで上昇した場合は下記の表の状況となる。

17.1万円の含み損、証拠金維持率は385.51%。まだかなり余裕がある。現値を44.1に上げると維持証拠金率が101.53%となりギリギリのラインとなることが分かるであろう。

ただ、その場合もスワップが正常時であれば1ロットあたり2000円強入るので3ロットで6000円1日で得られる。44.1リラになると121万円の損失となるが、121万円÷6000円=201日経過でトントンとなる。

なお、トルコの状況は大きく変化したので、私はスイスフランは直近高値36.8を超えないと予想している。

 

この表は薄いオレンジ色の箇所を自由に変更して証拠金維持率などチェックできる。

証拠金を169.1万円、フランリラを35.6リラで3ロットショートで保有し、30日後に35.4リラになり、6000円×30日=18万円スワップを得た場合は下記の表となる。

為替差益が28500円、スワップが18万円、合計20.85万円の利益。

なお、IG証券はスワップは日々確定利益となる。そのため上記表は正しくはない。

口座残が1691000円+180000円の1871000円、スワップの欄が0円というのが実際の内容となる。しかし、購入前に試算する上ではスワップの欄を使うとイメージ付きやすいかと思う。

 

ドル円や、リラ円などクロス円通貨ペアであれば、FX会社が提供している「証拠金シミュレーション」などで事足りるが、IG証券やサクソバンクはそのようなツールを提供していない。そのためこの表を希望される方は下記URLからダウンロードしてお使いいただければと思う。

https://firestorage.jp/download/cfc266831c69ca4a52618f35b846db3c37e94865

firestorageという有名なオンラインストレージサービス上に表をアップロードしているので上記URLをクリックし、ダウンロードすると使用できる。